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顕微鏡検査

尿を顕微鏡で直接観察する検査法。場合によっては固定や染色してから鏡検します。
尿の中に確認されるものは、泌尿器疾患の診断に大きな助けとなります。

赤血球
腎臓・尿路の出血を示唆します。

白血球
観察される量により、感染症の有無が判別されます。
Sternheimer染色によって死んだ白血球(濃染細胞)と、生きている白血球(淡染細胞)に分けられ、淡染細胞が多い場合は進行性感染が強く疑われます。

上皮細胞
腎臓実質の障害では尿細管上皮細胞(腎上皮細胞)が、腎盂からの尿路の障害では移行上皮細胞、扁平上皮細胞が認められます。特に腎盂腎炎で多数の細胞が観察されます。

尿円柱
腎臓内の遠位尿細管から集合管にかけて形成されるムコ蛋白の塊が、尿中に排泄されたものです(硝子円柱)。数の増加は尿濃縮の亢進、尿生成の停滞を示唆します。また、円柱内に封入された細胞が観察されることもあり、腎実質の状態を予想することができます。

 赤血球円柱:腎実質内の出血を示します。
 白血球円柱:化膿性腎疾患が疑われます。
 上皮円柱:尿細管の損傷(間質性腎炎、尿細管壊死など)が疑われます。
 顆粒円柱:細胞性円柱(上記3種の円柱)が変性したもの。腎疾患の慢性期を示唆します。
 蝋様円柱:顆粒円柱が更に変性したもの。

結晶
尿石症の診断、治療の有効性の判断に観察必須の項目です。
アルカリ尿ではリン酸アンモニウムマグネシウム結晶(ストルバイト結晶)が、酸性尿ではシュウ酸塩結晶、尿酸塩結晶、シスチン結晶、キサンチン結晶が検出されることが多い。
肝胆道系の疾患では、ビリルビン結晶が認められる場合もある。
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