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代謝生化学検査

体内で行われる様々な代謝によって産生される物質を測定し、それぞれに関わる臓器の機能などを評価します。

糖質

血糖値(Glu)
血中のグルコース濃度。生命活動に必須かつ最も基本的なエネルギー源。食餌やストレス、様々な疾患で増減します。
正常値
 犬 65〜118 mg/dl
 猫 73〜134 mg/dl


蛋白質

総蛋白質(TP)
血中の蛋白質濃度。体を作る構造物であり、同時に血液膠質浸透圧を維持しています。
正常値
 犬 5.4〜7.1 g/dl
 猫 5.4〜7.8 g/dl

アルブミン(Alb)
肝臓で作られる蛋白質。肝機能、栄養状態の指標とされます。
正常値
 犬 2.6〜3.3 g/dl
 猫 2.1〜3.3 g/dl

グロブリン(Glb)
免疫機能を担う蛋白質。FIPなどの感染症で顕著に増加します。
正常値
 犬 2.7〜4.4 g/dl
 猫 2.6〜5.1 g/dl

アルブミン/グロブリン比(A/G)
アルブミンとグロブリンの比率。
正常値
 犬 0.59〜1.11
 猫 0.45〜1.19

アンモニア
蛋白質の異化により生成する代謝産物。肝臓で処理されるため、肝機能の指標となります。
正常値
 犬  19〜120 µg/dl
 猫 28.0〜78.0 µg/dl

尿素窒素(UN)
尿素中の窒素量。尿素は肝臓でアンモニアより合成され、腎臓で尿へと排泄されます。
UNの低下は合成量の減少(肝機能低下)を、UNの上昇は排泄の低下(腎機能低下、循環機能低下)を示します。また劇性炎症でも、蛋白質代謝が急激に行われるため、UNが上昇します。
正常値
 犬 10〜28 mg/dl
 猫 20〜30 mg/dl


脂質

トリグリセリド(TG)
一般に中性脂肪と呼ばれるものです。肥満と深い関係がある他、肝臓疾患や内分泌疾患(特に糖尿病)などにも関わります。
正常値
 犬 20〜112 mg/dl
 猫 10〜114 mg/dl

総コレステロール(Chol)
トリグリセリド同様、コレステロール値の異常は肥満、肝疾患、内分泌疾患(甲状腺疾患)に関与します。
正常値
 犬 135〜270 mg/dl
 猫 95〜130 mg/dl


その他

尿酸(UA)
プリン体の代謝産物。非常に強力な抗酸化物質ですが、高濃度の尿酸は血管炎を起こし痛風の原因となります。動物は尿酸を分解する酵素ウリカーゼがあるために、高尿酸血症を起こすことは稀です。溶血、白血病、重度高脂血症で高値になることがあります。
正常値
 犬 0〜2 mg/dl
 猫 0〜1 mg/dl

クレアチニン(Cre)
筋肉に含まれるクレアチンの代謝産物。筋肉で生成され、腎糸球体で濾過され尿中排泄されます。そのため腎機能、特に糸球体機能の指標となります。
また、Cre総量は体筋肉量を反映しているので、筋疾患の指標にもなります。
正常値
 犬 0.5〜1.5 mg/dl
 猫 0.8〜1.8 mg/dl

UN/Cre
尿素窒素クレアチニン比。UN上昇の原因の判別に有用です。

総胆汁色素(TBil)
血色素(ヘモグロビン)の代謝産物。総ビリルビン。赤血球の老廃物で肝臓・脾臓で生成、肝臓で更に代謝を受けて胆汁排泄されます。胆汁色素(ビリルビン)の増加は原因により肝前性(溶血など)、肝性(肝疾患)、肝後性(胆道疾患)の3つに分けられます。
黄疸の色素でもあり、血中胆汁色素の増加により黄疸が起こります。
正常値
 犬 0.10〜0.50 mg/dl
 猫 0.15〜0.50 mg/dl
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